電動吸虫管とアタッチメント

ついに私たちが求めていた部品が市販化されました。
市販の電動ハンドクリーナーが「電動吸虫管」になる専用アタッチメントです!!素晴らしいですね!
これまで電動吸虫管を手に入れるには自作するプロユースの本格派「吸虫ガン」などを購入するしか方法が無かった電動吸虫管市場に、多くの人が手に取りやすく、かつお手軽な汎用アタッチメントがリリースされました。

今回、販売元のあり巣 in undergroundさんのご厚意でいち早くこのアタッチメントのレビューをさせていただくことができましたので、「電動吸虫管の性能」や「装着にオススメのハンドクリーナー」などについて詳しく解説していきます!

電動吸虫管アタッチメントはこれ!

電動吸虫管アタッチメント
今回ご紹介するハンドクリーナー用の電動吸虫管アタッチメントです。アリ飼育用品・アリ生体販売の専門店「あり巣in underground」さんがハンドメイドで製作販売されています。

容器の直径
吸虫管容器の直径は65mm、長さ145mmほどとコンパクトでありながらコロニーなど多くの働きアリを採集するのも可能なサイズになっています。

先端チューブ
吸込口(先端)は12×16mmのチューブを使用し、ミカドオオアリやムネアカオオアリといった日本国内大型種でも吸い込むことが可能なサイズになっています。これは心強いですね。

あり巣ステッカー
そして、あり巣in undergroundオリジナルステッカー!これは「ピンク」と「グレー」の2種から選べます。私はかわいいピンクを選択!やっぱり”ありすちゃん”っぽくてピンクおすすめですよ〜(^^)

内部
アタッチメント内部は、微弱なサイクロン気流が流れるよう計算された構造をしています。ここが私たちの自作品とは明確に異なる点ですね。この僅かなサイクロン気流により、アリがクリーナーの本体に吸い込まれにくくなっています。私も実際に試してみましたが吸い込まれたアリは本体に吸い込まれずアタッチメント容器部分に格納されていました。
実はこのアタッチメントにはクリーナーとの接続部にフィルターがありません。しかし、それを気にする必要がないくらいアリさんたちはアタッチメント内部に格納されますのでご安心を!

サイズは18mmハンドクリーナーに最適化されている

アタッチメントの接続部
また、汎用性を高めるために装着ノズル径は18mmに最適化され、アタッチメント部品のみを販売されています。ですから、もしかするとお手持ちのハンドクリーナーに装着すれば電動吸虫管として使用可能になるかもしれません!

アタッチメントに最適なハンドクリーナーはどれ?

さて、ここまでアタッチメントの詳細をご紹介してきましたが、実際に使うには電動ハンドクリーナーが必要になります。ここからは、私が実際に使って最適だったハンドクリーナーをご紹介していきます!
実際に手持ちの2種類の卓上クリーナー(ハンドクリーナー)で試してみましたが確実にフィットするハンドクリーナーがありましたので、ぜひ皆さんもこれを参考にハンドクリーナーを選んでみてくださいね。

MECO 卓上クリーナー

MECO卓上クリーナー
ずばり、このアタッチメントにはMECO 卓上クリーナーがピッタリフィットします。
私もこれで実際に吸引してみましたが、このアタッチメントとの相性は抜群です。

MECOハンドクリーナー
ハンディクリーナー本体は、上画像のように内部がカップ状になっており、回転部に被さるようにフィルターが装着されています。普通にハンドクリーナーとして使う場合は、このカップの中にゴミが溜まる仕組みなんですね。(ただし、今回のアタッチメントを使うときはこのカップ自体にアリを吸引する訳ではありません。)

電源はUSB充電式

USB充電式
このハンドクリーナー、実はUSB充電式なのです。意外な感じですよね。購入すると付属品としてUSBケーブルが付属しますのでパソコンにつなげて充電することができます。
また、お手持ちのUSB用ACアダプター(出力5V)でも充電できます。私はiPhoneやTG-5(デジタルカメラ)のアダプターで充電させています。

 採集時はモバイルバッテリーを携帯しよう

モバイルバッテリー
USB充電式の良いところは屋外でも充電ができる点ですね。使用時間は45分ほどですが、念の為モバイルバッテリーの持参をオススメします!

ハンディクリーナーのスイッチ
ハンディクリーナーのスイッチは本体後ろ側にあります。シンプルにオン・オフだけの簡易的なものですが、単純なので操作は簡単です。

MECOハンディクリーナーはAmazonや楽天などで販売されています。2000円前後で購入することができますので、電動吸虫管アタッチメントと合わせてのご購入をおすすめします。

電動吸虫管の組み立て方法

では、電動吸虫管アタッチメントとMECOハンディクリーナーを使って電動吸虫管を組み立てていきましょう!と言っても、装着するだけの超簡単組み立てですのでご安心ください(^^)

ノズル先端にアタッチメントの蓋を装着する

ノズルにアタッチメントを装着
まずはアタッチメントの蓋だけ取り外しましょう。外した蓋をハンディクリーナーのノズルに装着します。

ノズルに装着した図
とてもピッタリに作られているので少し力を入れて装着しますが、ピッタリはまると完全に密着した状態になります。

蓋の裏側
蓋側からみたところ。この様にアタッチメントとハンディクリーナーはフィルターなしで繋がってるので、本来のパワーを失うことなく吸引することができるようです。

吸虫管本体を取り付ける

アタッチメントの取り付け
次に電動吸虫管のケース本体を取り付けます。これで電動吸虫管の形が完成ですね!

先端は自分好みにカットすることが可能

電動吸虫管
ちなみに電動吸虫管の先端ホースは自分で好みの形にカットすることができます。私は販売時の状態で使用していますが、利き手や持ち方など個人の好みに合わせてカスタマイズしてみると良いかも知れません。

”滑り粉”を吸引して蟻の引っ付き対策を

滑り粉
ココまででほぼほぼ完成なのですが、最後に絶対にやったほうが良い工程が残っています!それが滑り粉の吸引。もちろんこれが無くても吸引できますが、問題となるのが電動吸虫管内でアリが歩き回ることによる回収の困難さなのですよ。ですから、この工程は必ずやっておきましょう。

滑り粉
付属の滑り粉をケースなどに適量設置します。上写真の量だと足りなかったのでこれの倍量くらいあると良いと思います。これを作成した電動吸虫管で吸引すればOKです。

 これをやるときは、できれば屋外でやったほうが良いかも知れません。滑り粉は非常に細かい粒子なので、ハンディクリーナーの排気部から多少滑り粉も混じって排気されます。(室内だと粉塵が舞ってしまう可能性があります。)

滑り粉でコーティングされた吸虫管
しっかり吸引されると、ホース内と吸虫管ケース内部に滑り粉がまんべんなく付着します。そしてステッカーの”ありすちゃん”がほのかに浮き出る様子がなんともかわいらしい…!

実際にアリを吸引してみた!

ココからは、完成した電動吸虫管を使って性能を確かめていきましょう!今回は実際にアリを使って実験してみます。我が家では小さなアリから大きなアリまで沢山のアリを飼育していますが、より吸引難易度が高いアリを使ってみようと思います。
それは「ミカドオオアリ」
なぜ難易度が高いのかというと、大型種であることが一つのポイントですが、やはり樹上営巣性のアリという点も重要ですよね。樹上営巣性のアリは一般的にホールド力が強いです。ですから大型でありつつ樹上営巣性でもあるミカドオオアリがおそらく最適なのです。このアリさえ吸引できてしまえば、おそらくほとんどの日本固有種のアリは採集できてしまうでしょう。

ミカドオオアリ5匹を用意
ミカドオオアリの働きアリ5匹(メジャーワーカー含む)をケースに用意します。この状態でアリを吸引してみましょう。

蟻を吸引する
こんな感じで吸引します。ミカドオオアリを吸うことができるでしょうか…!?

 あと、忘れてはならないのが今回使用した「MECO卓上クリーナー」はスイッチをオンにしてから吸引力が全開になるまで数秒のタイムラグがあることです。
そのため、スイッチを入れた直後は吸引力が弱いため予めオンにしておき、全開になった時点で吸引する必要があります。

吸引されたミカドオオアリ
結果…、ミカドオオアリ5匹簡単に吸引に成功しました…!!

これは凄いですね。もちろん使い勝手に多少のコツや慣れは必要ですが、あのミカドオオアリを問題なく吸引することができました。私が昔自作した電動吸虫管でもミカドオオアリを吸い込めましたが、その容易さを考えると絶対にこのアタッチメント付き電動吸虫管を使用します。これは間違いないですね。

吸引してアタッチメント内に格納したアリたちは、滑り粉によってケース内にしがみつくことができません。蓋を外して逆さまにすれば採集したアリたちが勝手に落ちてくれますので、採集後の管理も容易です。タッパーなどを持参して、電動吸虫管で採集したアリを入れれば効率的な採集ができそうですね!

このあと、他の小さなアリ(クロヤマアリやウメマツオオアリなど)でも試しましたが、ミカドオオアリよりも簡単に採集することができました。なかなか万能な電動吸虫管です。…恐れ入りました。

まとめ

今回は汎用性のある電動吸虫管アタッチメントをご紹介させていただきました。
今まで「自作なんてできない!」と諦めていたあなたも、「自作したけどあまり使えなかった。」と感じているあなたも、このアタッチメントを使えば簡単に使える電動吸虫管を手に入れることができます。
実際に装着に使えるハンドクリーナーもご紹介させていただいたとおり、ピッタリのハンドクリーナーを使えばミカドオオアリのような大型アリの採集も不可能ではありません。私もこの電動吸虫管が採集ザックの常備品になることが決まりました(^^)

これを期に、あなたも電動吸虫管ライフを満喫してみてはいかがですか?久々のオススメ商品ですよ〜!

電動吸虫管アタッチメントの詳細はこちら

電動吸虫管アタッチメント 商品詳細ページ
あり巣 in underground様ホームページ

今回ご紹介した電動ハンディクリーナーはこちら

MECO 卓上クリーナー(Amazon)

MECO 卓上クリーナー(楽天市場)

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