吸虫管の作り方!超簡単な昆虫採集!

自作吸虫管 アリ飼育

昆虫、特にアリなどの小さな虫を採集するのってなかなか難しいですよね。手でつまむと潰れてしまったり、すばしっこくて捕れなかったり…。

ですから今回は、そんな小さな虫の採集を簡単にしてくれる「吸虫管」を作ってみましょう!吸虫管って知ってる方は知ってるものですが、あまり一般的ではありません。ここでは、私の使用している吸虫管の作り方をご説明します。

そもそも吸虫管とは

吸虫管は、その名の通り”吸って虫を捕獲する管”です。

簡単にご説明すると、チューブに口をつけて息を吸い込むことで昆虫を吸引します。ストローと同じ原理ですね!でもチューブだけだと昆虫がそのまま口に入ってしまうので、あいだに適当な大きさのケースを挟み込むことで、昆虫をそのケースに閉じ込めることができます。これが簡単な吸虫管の原理です。

自分の呼吸で吸引する吸虫管が一般的ですが、”ゴム製ブロアー”や”電動ハンディクリーナー”を動力にする場合もあります。アリの巨大コロニーやミツバチなどを一気に吸引するときは掃除機を動力にすることもあります。

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吸虫管は買うこともできる

吸虫管を自作する記事ですが、作らなくても完成品を買うこともできます。

▼志賀昆虫オンラインショップの吸虫管
http://www.shigakon.com/fs/konchuu/gr8/10401

▼AntRoom
http://antroom.cart.fc2.com/ca2/864/p-r2-s/

簡易的なものから専用設計のものまで吸虫管は奥が深いですね…。吸虫ガンなるもの高くて私は買えませんが使ってみたい気もします。

吸虫管を自作しよう!

では、吸虫管を簡単に自作する方法をご紹介します!

用意するもの

・ビニールチューブ(6mm×8mm)70cm
・ビニールチューブ(6mm×8mm)12cm
・ビニールチューブ(4mm×6mm)5cm
チューブ

プラスチック管(バイアルやフィルムケース、遠沈管など)2個以上
バイアル

・接着剤(多用途タイプ)
接着剤

・輪ゴム

・水切りネット(流し用)
水きりネット

・ハサミ

リーマー(薄いプラスチックの穴あけ)またはピンバイス、アクリル用ドリル
アクリルドリル
※ビットの装着には、インパクトドライバドリルチャックハンドドリルが必要です。

1.プラスチック管の蓋に穴をあける

まずは蓋の部分に穴を開けます。この穴は8mmの大きさで2個!使用するプラスチック管が細すぎると2個開けられないので、プラスチック管の幅は30mm以上は欲しいですね。

私が使用するものは遠沈管(約11cm×約33mm)を使用しています。

遠沈管

柔らかいプラスチック素材であれば、ピンバイスやポリカーボネート用リーマーで簡単に穴を開けられます。今回はペットボトルキャップを薄くした素材だったのでリーマーで穴あけしました。

フタに穴空け

リーマーのいいところは適当な大きさにサイズを調整できるところです。

穴空け後

このように2個穴を開けます。

2.チューブを差し込む

開けた穴に径8mmのチューブを2本差し込みます。それぞれ12cm、70cmに予めカットしておきます。

チューブを挿し込む

8mmのチューブを差し込むとこんな感じになります。

蓋の裏側

キャップの裏側は1cmから2cmほどの長さに合わせます。

3.接着剤で固定

接着剤で固定します。今回、ソフトタイプの接着剤を使いましたがベトベト感が取れなかったので、ハードの瞬間接着タイプのほうが良いかもしれません。

接着剤

裏側をしっかり固定します。このとき、蓋のスクリュー部分に接着剤が付かないように注意!蓋が閉まらなくなってしまいます…。

接着剤で固定

蓋の表側にも接着剤で固定します。見える部分だからもっとキレイに仕上げたかったのですが…素人っぷり感めっちゃ出ちゃいました。このあとはしっかり固まるまで待ちましょう。待てない!って方は瞬間タイプの接着剤を使いましょう!

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4.フィルターをつける

接着剤が固まったらフィルターをつけます。長い方のチューブは自分が口で吸い込む側なので、ゴミや虫が入ってこないようにする必要があります。今回は、台所シンク用の水切りネットと輪ゴムで作りましたが、家に同じようなものがあれば代用してみてください!

フィルターを装着

左:虫を吸い込むチューブ側
右:フィルター側が口で吸い込むチューブ側

5. 6mmチューブを口側につける

6mmのチューブはあってもなくても良いのですが、フィールドで身につけやすくなるので、つけるのをオススメします。

6mmチューブ

吸虫管の完成!

これで出来上がりです!この方法なら超低コストで作成できます!あとはフィールドで蟻などの虫を吸い込むのみ!

完成した吸虫管

ちなみにこの吸虫管の良いところは、同じプラスチックケースを複数持っていればケースの取替をするだけで、ケースがそのまま採集ケースに早変わりするところ。市販品では採集するたびに違うケースに入れ替えないといけないのは手間ですからね。

吸虫管

まとめ!

いかがでしたか?小さなアリなどの昆虫採集に必須のアイテム”吸虫管”。このやり方で作ってしまえば、めっちゃ仕事が捗るはず。チューブの径を変えたり、吸引を電動にしたりとカスタマイズも容易ですので、自分好みの吸虫管をぜひ作ってみてください!

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