アリ飼育をしていると必要な道具のひとつ「エサ皿」

実はアリ飼育にもお皿が必要なんですよね。もちろん無くても飼育することは出来ますが、衛生面や管理のしやすさを考えるとエサ皿の使用はマスト!
ということで、エサ皿について解説していきます。ちなみに今回はエサ皿の中でも「使い捨てできる」エサ皿に絞ってご紹介していきますね。

アリのエサ皿の種類


まず、アリ飼育で使う餌皿は餌やりのたびにエサ場から出し入れして使います。
このとき、毎回洗って繰り返し使うエサ皿と、一回使ったらそのまま捨てるエサ皿の2種類があるのです。(ちなみに、餌場に取り付けっぱなしにしたり、一定期間餌場に放置できる餌やり器具も存在します)


実際にエサ皿を飼育してるアリのケース(エサ場)にセットした様子はこんな感じになります。

繰り返し使えるエサ皿

まず繰り返し使えるエサ皿は、アリ専門ショップで購入したり、チューブをカットして自作したり、様々な種類があります。
使い方は、エサをお皿にセットしてエサ場に設置→回収→洗浄という流れです。洗浄するので繰り返し使えるわけです。

繰り返し使えるエサ皿のメリット

  • 経済的
  • 新たにエサ皿を用意する必要がなくなる

繰り返し使えるエサ皿のデメリット

  • 洗うのが面倒

使い捨てできるエサ皿

逆に、使い捨てするエサ皿は、エサをお皿にセットしてエサ場に設置→回収→ゴミとして捨てるこれで完結するエサ皿のことです。洗浄する必要がないので、その分管理が楽になるメリットがあります。

使い捨てできるエサ皿のメリット

  • 工数が減るから管理が楽になる
  • すぐに手に入る

使い捨てできるエサ皿のデメリット

  • 繰り返し使えるエサ皿よりも強度に不安
  • もったいなく感じる

私が作ってみた使い捨てエサ皿6選

それでは今回の本題、使い捨てのアリ飼育用エサ皿をご紹介していきます!

タピオカストロー(ダイソー)


まずご紹介するのが、ダイソーで100円で売られているタピオカストロー。太めのストローなのでカットしたときに面積が大きくエサ皿に向いています。


これがストローをカットして作ったエサ皿。1本あたり20個くらい作ることができるのでコスパは最強かも。


作り方は、まず先端をカットしてツラを揃えます。


そして、ストローを縦方向にハサミでカットします。


これを3回繰り返して3等分しましょう!


あとは好みの長さに切り分けていけば完成!

タピオカストローで作ったエサ皿は、液状のエサでも固形状のエサでもゼリーでも何でも載せることができるので、とっても便利。しかも一気に大量にストックを作れるので、使い捨てアリ用エサ皿の大本命と言ってもいいかもしれませんね。

たまごパック

たまごパック
続いては、卵のパックです。これは結論から言うとあまりオススメは出来ません。作るのも大変だし、素材が薄すぎて頼りないし…。

でもご紹介する理由は、「どこのご家庭にもあるから」なのです。普段使いには向きませんが、万が一エサ皿が必要になったときに、この玉子パックがあれば簡易的にエサ皿を作れちゃいますからね。


作り方はハサミを使って卵パックの突起部分をカットします。これで完成!


パック1つあたり10個作れます。(卵の数作れます!)

見た目からするとお皿っぽくて使えそうですが、素材的に薄くて頼りないので扱いがどうしても慎重になっちゃいます。あと、キレイにカットする手間を考えると結構面倒くさいんです。使い捨てのお皿として全然使えますが、常用としてではなく非常用として使うのが良いですかね。

豆乳パック


この豆乳パックもなかなかいい素材ですね。豆乳パック以外にも、牛乳パックやお酒のパックでも代用できます。もともと液体を入れる容器ですから、アリのエサとも相性抜群なんですよね!では作り方をご紹介していきます。


パックは切り開いて、あとは1.5〜2cm角にカットすればOKです。サイズは自分の好みの大きさで大丈夫ですよ。


そして、カットしたお皿の一辺だけ軽く折り目をつけます。こうすることでピンセットで掴みやすくなり、餌やりの効率化になります。


ちなみに、紙パックのお皿はフラットなため液体のエサだとお皿からこぼれてしまいます。液体のエサを使う場合は、上写真のようにティッシュにエサを染み込ませて餌やりしましょう。

使い捨てコンタクトのケース


これは、ここまでご紹介してきた使い捨てエサ皿よりもかっちりしたエサ皿です。ワンデーコンタクトレンズのケースなのですが、これを使います。

私のように、1dayの使い捨てコンタクトレンズを使っている場合、毎日新しいコンタクトレンズを開けるため一日2個ずつ空きケースが増えていきます。だったら使わない手は無いですよね!


大きさ的には、上写真の右側にあるペットボトルキャップをちょっとだけ小さくしたサイズです。このサイズ感が結構使いやすいのです。


私のコンタクトレンズのケースの場合、ちょっと不安定なので写真のようにケースの出っ張っている前側の部分を少しだけカットしています。こうすると、安定感が良くなり使いやすくなります。

このエサ皿、使い捨てとしてご紹介していますが、あまりの頑丈さに何度も繰り返し使える良品です。もしもコンタクトを常用している場合は使い捨てエサ皿としても、普通のエサ皿としてもオススメです。

アルミホイル

アルミホイルを使う手もあります。作り方は豆乳パックのエサ皿と全く同じ。四角く切り取って一辺を少し折って立ち上げれば完成。アルミホイルも家庭に必ずある備品ですし、簡単につくることができるのでオススメです。

ただし、素材的に柔らかくて液体が漏れやすいのが注意点ですね。私は以前このアルミホイルえさ皿を使っていましたが、現在では他のエサ皿を使うようになっています。

ペットボトルキャップ

そして最後はキングオブアリのエサ皿こと「ペットボトルキャップ」ですね。これは使い捨てにも、常用のエサ皿としても使えます。
私はペットボトルをあまり買わないので使う機会が多くないですが、普段からペットボトルを購入されるのであれば、キャップを常備しておくとアリのエサ皿として使い捨てすることが出来ますよ!
ペットボトルキャップは他の餌皿よりも大きいので、大きなコロニーでの餌やりに使えます。逆に小さなコロニーには大きすぎるかもしれません。また、キャップにたっぷり蜜エサを入れると小さなアリの場合溺れ死ぬことになるので、その点も注意しましょう!

まとめ

今回はアリ飼育で絶対に必要なエサ皿についてご紹介してきました。その中でも使い捨て可能なものをピックアップしてみましたが、皆さんのご家庭でも簡単用意できるものもあったのではないでしょうか。
最近、私の場合はタピオカストローのエサ皿ばかり使っています。カットする面倒さはあるのですが、実際のえさやりが格段に楽になるのですよね。特に沢山のコロニーを飼育している場合はその恩恵を感じられるはずです。
みなさんも、この記事を参考に使い捨てアリ用エサ皿を作ってみてくださいね!

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