クロナガアリ

2019年も4月となり、暖かい日が続くようになってきましたね!こんな気候が続くと気になるのが、”シーズンイン”を知らせるクロナガアリの結婚飛行のタイミングじゃないでしょうか?
果たして今年はどのタイミングでクロナガアリの結婚飛行が行われるのか。現在の状況を照らし合わせながら、過去の事例を交えて予想していきましょう!

クロナガアリは羽アリの発生が最も早い

割りとどこにでもいるアリでありながら、一般的にはあまり知られていないクロナガアリ。都会で見られるフタフシアリの中では大型で、フォルムが魅力的なアリです。実は私が一番好きなアリだったりします(ツヤクシケアリも好きですが、普段見られないので…)。あまり知られていないのは、一年の大部分を地中で暮らすためだと思われ、クロナガアリを見るなら10月から12月、それと4月ごろでないとなかなか見ることはできません。

4月というのは、クロナガアリの巣分かれ(結婚飛行)が行われるシーズンであり、巣口が開かれる時期になります。そして、この4月に羽アリを飛ばすクロナガアリが、実は日本のアリの中で一番早いのです。
例年、4月中旬から下旬がそのシーズンとなります。また、早い年は4月上旬に発生することもあります。

結婚飛行の条件はあるのか

結婚飛行の時期に一定の条件が重なると、一気に大群飛がおこなわれることがあります。しかし、毎年必ず素晴らしい条件が整う訳ではないので、年によって群飛がだらだら長引いたり、逆に1日で終わってしまうこともあります。

結婚飛行の好条件とは?

  1. 最高気温は20度以上
  2. 晴れか薄曇り
  3. 雨上がり
  4. 湿度は60%以上
  5. 無風または風速1m以下

これらの条件が結婚飛行に時期と重なると大群飛が行われる傾向です。ちなみに2018年の関東はクロナガアリの大群飛が行われた年でした。2018年4月19日、その日のデータがこちらです。

2018年4月19日

9時ごろ

天気:晴れ(前日は雨)
気温:17.3度
湿度:78%
風速:1m

12時ごろ

天気:晴れ
気温:21.4度
湿度:65%
風速:3.6m

このデータを見ても、かなりの好条件だったのがわかりますよね!特に午前中は風も弱く蒸し蒸しした時間帯だったようです。2018年に限らず過去の発生日を見ても一致しているのは、前日か早朝まで雨が降っていてたことです。そして朝から日が差して蒸し暑くなった日が、結婚飛行が行われやすいタイミングと言えそうです。

2019年のクロナガアリの結婚飛行は?

さて、今年の結婚飛行時期を予想するのは簡単なことじゃないのですが、だいたいこの時期かな?という時期を予測してみましょう!(東京周辺の予想なのであしからず)
今年は2月、3月と暖かい日が続いたこともあり、クロナガアリの結婚飛行は早くなりそうだと想像しておりました。しかし、4月に入ってから寒の戻りがあり、涼しい(寒い)日が続いています。
そのため現状だと、東京では4月21日(日)以降になりそうな雰囲気です。結婚飛行が5月に近づくようなら、他のアリ(アメイロアリ)やシロアリ(ヤマトシロアリ)の群飛とも重なるかもしれませんね。

もちろん天気予報は日に日に変わってくるので、好条件の日がもっと早くくるかもしれません。その時はこの記事に追記しようと思います!

2019/4/14追記:東京の天気予報が変わってきましたので追記すると、4/15(月)の午前中が雨上がりで良さげな気候となりそうです!15日以降も日中20度を超える気温となるため結婚飛行に適した状況が続きます。しかし、15日午後からは日中20%台の湿度になるため、かなり乾燥した気候です。結婚飛行が行われる可能性はありますが、大群飛にはならないと思われます。

2019年4月7日のクロナガアリ

この日は風もわずかで20度を超える暖かい日でしたが、まだまだ乾燥した気候でした。クロナガアリの生息地ではまだ新女王も雄アリも巣の外には姿は現さず、待機中のようです。ただし巣口は開いており、条件が整い次第羽アリを送り出す準備はできているようでした。

クロナガアリの巣

まとめ

4月から10月は蟻好きとして最も熱いシーズンとなります!まずは、その先陣を切るクロナガアリの群飛について考えてみましたが、今年は4月下旬が結婚飛行のタイミングになるのが現在の予想です。とはいえ、雨が降った次の日の朝から蒸し暑くなる日があれば、その日に結婚飛行が行われるかもしれませんので、皆さんも天気予報はこまめにチェックしてみてくださいね〜!

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