ヤマヨツボシオオアリ

アリを飼育していると、エサに毎回悩みます。これまでも色々なエサを試してきましたが、やはり基本は「蜜エサ」と「小昆虫」の2強です。
ですが、今日はたまたま豚ひき肉を見つけてしまったので「これをアリのエサにできないか!?」と悪い癖が働いてしまい試してみました。題して「アリはひき肉を食べるのか」。では行ってみましょう!!

ひき肉が余るシチュエーション

まず、ひき肉をアリのエサにするためにわざわざスーパーでひき肉を買うのはちょっとバカらしいですよね。ということで、ひき肉が余るシチュエーションを考えてみましょう。

ひき肉が余ったトレー
ピーマンの肉詰めを作るとき、餃子を作るとき、こんな感じでひき肉ってトレーにへばり付いてません?

余ったひき肉
だからこれを使います。

人間にとって目にも留まらない挽き肉だったとしても、アリにとってはとっても大きな大きなエサのはず。恐らくこの量があれば4種類のアリで試せるでしょう!

ちなみに、この挽き肉で作った料理はこんな感じです。

トルトットパプリカ
ハンガリー風のパプリカの肉詰め「トルトットパプリカ」。トマトで煮込んだ美味しいお料理ですよ〜。

検証に参加してくれたアリたち

キイロオオシワアリ
今回は4種類のアリに参加してもらいました。「キイロオオシワアリ」「テラニシシリアゲアリ」「アメイロケアリ」「ヤマヨツボシオオアリ」です。全く違うアリたちですから、種類によって違う結果になるかもしれませんね。

餌場に投入

餌場に投入
まずはどうなるか?という検証ですから、生のまま軽く水で湿らせて与えます。これで上手く行けばアリのエサとして十分に使えるでしょう!

まずはテラニシシリアゲアリが気づく

テラニシシリアゲアリの餌場
真っ先にひき肉の存在に気づいたのはテラニシシリアゲアリ。写真を撮るときには既に2匹の働きアリがひき肉の様子を伺っています。

キイロオオシワアリ
キイロオオシワアリはまだ気づく気配がありません。

ヤマヨツボシオオアリ
ヤマヨツボシオオアリやアメイロケアリについては気付いていそうですが近づいてこないですね。

そして数十分後

キイロオオシワアリ
キイロオオシワアリは数はそれほど多くは無いものの、ひき肉をエサと認識して食べ始めている様子が見られました!

アメイロケアリ
アメイロケアリはというと、全く食いつかず。活性が低い訳ではありませんが、このコロニーにはひき肉が興味ないみたいですね。

ヤマヨツボシオオアリ
ヤマヨツボシオオアリもほとんど興味を示さず。1~2匹だけ表面の水分を吸っている感じはしましたが、翌日も完全に残っていましたので、エサとしてはだめですね。

あとはテラニシシリアゲアリなのですが、このアリだけ凄まじい事になりました。こんな感じです。

テラニシシリアゲアリ
大量の働きアリがひき肉を奪い合っています。これ、表面の水分を飲んでいるだけかと思っていたのですが、実は数時間後には跡形もなく食べつくされていました。恐ろしい…。しかし、我が家のテラニシシリアゲアリのコロニーにはひき肉は相当なご馳走のようですね!

結果

写真のとおりですが、フタフシアリ亜科の2種「キイロオオシワアリ」と「テラニシシリアゲアリ」はひき肉をエサとして認識し、しっかり食べてくれました。逆にヤマアリ亜科の2種「ヤマヨツボシオオアリ」と「アメイロケアリ」にはひき肉が不人気という結果に。生だからかな?と思い、実は火を通したひき肉でも試したのですが結果は変わらず。

あくまでも我が家のコロニーでの話ですが、「ひき肉はフタフシアリの子たちが好んで食べてくれる!」というのが結果でしょう!笑 もちろん、同じ種類でもコロニーごとに好き嫌いはあるでしょうから、参考程度で認識してくれると嬉しいです!

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