蟻同定カード

アリの種類を見分けることを「同定」と呼びます。これはアリや昆虫に限らず生物で一般的に使われる単語ですよね。”鑑定”などの言葉も意味は通じますが、基本的には同定という言葉を使いましょう!
と前置きはここまでに、今回あり巣in undergroundさんのオリジナル新サービス「【蟻】写真同定サービス」を初めて利用してみました!このサービス、実は2020年4月1日にスタートした出来たてほやほやのサービスなのです。
ということで、実際の「サービス利用の流れ」や「サービスの特徴」、「利用してみた感想」を率直に書いてみます!

【蟻】写真同定サービスとはどんなサービス??

先述のとおり、蟻を同定してもらうためのサービスです。どんなシチュエーションで利用するのが適切なのでしょうか?公式のサイトには下記のように書かれています。

「自分で採集した蟻の種類がわからない・・・」
「図鑑やWEBサイトと見比べても同定に自信が持てない・・・」
こんな悩みは蟻飼育者の多くが持っていることだと思います。
そこでこの度、当店では写真によって蟻の種類を判別するサービスの提供を開始することに致しました。

引用:あり巣in underground様HP

この様に、自分で採集した蟻が何というアリなのかわからない、という主に初心者やアリに興味を持ち始めた方々に向けられているのが分かると思います。
アリ歴○年といったベテランの方々からすると、もしかすると使う機会は無いサービス、と感じてしまうかもしれません。ただ、私としてはこういうサービスがあることでアリ飼育界の発展スピードも増していくのではないかと期待しています。
というのも、アリ飼育に対する需要はアリの種類や観察という方向性だけに留まらず、”癒やし”や”教材”、”インテリア”という部分にも広がりつつあるからです。

私自身もアリ飼育を”癒やし”や”インテリア”としても捉えています。もちろん、そういう広がりの中で”種類”について軽視されてはだめですから、そういうときにこの同定サービスに必要性が出てくると思います。

同定したら何か貰えるの?

実は同定したら終わりではありません。同定後に郵送で蟻同定カードを送ってくれるのです!これを目当てに同定サービスを利用するのも楽しいかもしれませんね。
同定カードには、和名や学名だけでなく生息場所や同定のポイント、特徴、飼育について書かれています。この同定サービスを利用することで”その蟻”の飼育方法についてもカードを見て理解することができるので、蟻飼育が初めての方にはいいですね。

同定サービス利用の流れ

それでは、同定サービスを利用するときの簡単な流れをご紹介します。

  1. あり巣inundergroundさんのHPで同定サービスを購入
  2. 登録したメールに返信がくる
  3. メールの内容を確認し、必要事項を記入、写真を添付し返信
  4. 同定結果がメールで届く
  5. 1〜2週間後、自宅に蟻同定カードが届く

という流れです。何度かメールでやり取りがありますが、比較的簡単な流れで同定してもらえます。

実際に同定サービスを体験してみた!

まず、同定してもらいたい蟻を自分で選びます!例えば、拾ってきた女王アリや、働きアリなどです。今回、折角なので私は2種類のアリを写真同定サービスに依頼しました。

まずひとつは、「クサアリ」です。

クサアリ
クサアリは正直全くわからないため単純に同定してもらいたい、という意味があったのと、定期観察しているエリアのクサアリの巣を定点観察しようと考えている中で、種類を把握しておきたい、という意味があったためです。
ちなみに、蟻観察日記として近日中にブログ更新予定なのでお楽しみに〜。

そしてもう一つが、山の中で採集した「黒いオオアリ」です。

オオアリ
このアリは種類は把握していましたが、確証が欲しかったのが一つの理由です。また、このオオアリの”同定カード”が欲しかったのも実は大きな理由でもあります。

実際の流れ

蟻写真同定サービス
まず、あり巣inundergroundさんのショップで蟻写真同定サービスを購入します。今回は2種類なので2つ購入しました。ちなみに、購入するときのメールアドレスはこの後のやり取りで使うため使用できるメールを記入しておきましょう。

返信メール
購入後、メールで同定サービスについての案内が届きます。ここからは同定を実際におこなう同定者”久末さん”との直接のメールのやり取りです。
メールには、下記の詳細についてが書かれています。

  • 採集地(都道府県、おおよその地名など)
  • 採集環境(平地の林や標高○○mなど)
  • 採集時期(○月に新女王を採集など)

これらの情報を返信すればOKです。ちなみに、返信するときは写真も一緒に添付しましょう。写真が数枚ならメールにそのまま添付すれば問題ないでしょうが、沢山ある場合(容量が大きいときなども)は、ファイル共有サービス(firestorageなど)を利用するのが便利です。

同定依頼メール
私が実際に返信した内容です。こんな感じで返信すれば問題ないでしょう。

同定メール
そして、その後再びメールで返信をいただけます。このメールに、同定の結果が記載されています!私の場合は、写真がキレイに撮れていたこともあってか1発で同定していただけました。もしかすると、写真の質によっては何度か写真の再提出が必要になるのかもしれません。

同定の結果は?

という流れで、同定サービスをホームページで購入してから約1日で同定結果までいただくことができました!
さて、結果はというと・・・。1つ目のクサアリは、

同定カードクロクサアリ
「クロクサアリ」との結果でした!細かくはクロクサアリ隠蔽種群ですが、同定カードにはクロクサアリとして掲載していただきました。クロクサアリといえばクサアリの中でヒラアシクサアリと並び最も一般的な種類ですよね。私もしっかり同定できるようになりたいものです…。

さて、続いて2つ目のオオアリはというと、

カラフトクロオオアリの同定カード
「カラフトクロオオアリ」との同定結果でした!これは嬉しい!薄々分かってはいましたが、こうやって同定カードをいただけると本物感がしっかり出てテンションがあがりますね。
このカラフトクロオオアリについて色々とご教授いただけたのですが、やはり最近分類が再検討されたみたいですね。北半球に広く生息する「Camponotus herculeanus」と同一とみなされ学名が変更されています。となると、和名が変わらないか気になるところですが、今のところはカラフトクロオオアリで良いようですね。和名がすごく好きなので変わらなければ良いのですがね…。

蟻写真同定サービスを利用した感想

蟻同定カード
こんな感じで初めて同定サービスを使わせていただきました。最初はどれくらい時間かかるのかな、とか色々身構えてしまっていたところがありますが、実際にはあっという間に同定していただけます。
このサービスを使う上でポイントになるのは、写真をある程度キレイに撮影することと、採集した場所と時期などをしっかりメモしておくことかな、と感じます。写真同定サービスですから写真が割と重要ですかね。

あと、蟻同定カードがめちゃくちゃいい感じです。自分が好きな蟻を認めてもらった感じがたまらないのと、カタチとして残るのがコレクションしたい欲を掻き立てます。

既に種類が分かっている蟻でも、思い入れがあるならコロニーが元気なうちに同定サービスを利用して第三者からのお墨付きを貰えるって考えたら、なんか良い気がしてきません?私はすごく良いなと思っています。少なくとも、お気に入りの蟻をまた同定してもらおうと考えていますよ(^^)

今なら、同定サービスの利用料と同額の割引クーポンが!

実は今(2020年4月19日現在)なら、同定サービス利用料(3000円)分の割引クーポンが貰えるという大サービス中です!!
今回私は2種類の同定を依頼したので、6000円の同定料がかかっていますが、6000円分のクーポンをいただけたので実質タダ!なのです。ですから、何か飼育用品などを購入したいと考えているならこの同定サービスを使わない手はありません。
このサービス期間中にぜひ蟻写真同定サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

蟻同定サービスの詳細はこちら

今回ご紹介した蟻同定サービスは、あり巣inundergroundさんで取り扱われています。実際にこのサービスをなぜ始められたのか、どんな想いがあるのか、そういう部分も書かれておりますので、ぜひご覧になった上で同定サービスを利用してみてくださいね!
ちなみに、”蟻の種類がわからない人”だけでなく、私みたいに”同定カードが欲しいから利用する”のもいいです、あとは”個人間トレードのときに種類の裏打ちとして使う”のも想定できそうですね。いろいろな使い方があると思うので、皆さんも自分にとってプラスになる使い方をしていただければと思います。

▼蟻写真同定サービスの詳細
https://aliceinunder.theshop.jp/items/27318774
https://aliceinunder.theshop.jp/blog/2020/03/25/230224

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