アリ飼育をしていると問題になるのが、飼育スペースが無くなってしまうことではないでしょうか。
色々な種類のアリを飼育すると、アリの巣も沢山必要になります。するとおのずと場所が埋まってしまうのです。
そこで今回は、省スペースでありつつ観察もしやすいアリの巣を作成します!なかなかオシャレな飼育ケースとなりましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

螺旋巣の作成

螺旋巣
それでは早速、省スペースで観察もしやすい巣「螺旋巣」の作成方法をご紹介します。

用意するもの

必要な工具

作成の流れ

ラウンドケースの穴あけ
ラウンドケースに10mmドリルで穴あけをします。
最下段はフタのみ、2段目は底、フタ両方、3段目は底のみ穴あけすればOKです。穴あけ位置がズレると後ほど通すパイプがうまくハマらないので、しっかり穴あけ位置を計測して開けましょう。

パイプの計測
続いてアクリルパイプを用意し、ラウンドケースの厚み分を計測して印をつけておきます。

アクリルパイプのカット
そのアクリルパイプを必要な長さだけアクリルパイプでカットします。

パイプに3箇所穴あけする
カットしたアクリルパイプに3箇所不規則に穴あけします。写真の穴は3mmほどにしています。
この穴は、アリが下層から中層に、中層から上層に移動するために必要な穴となります。飼育するアリの大きさに応じて穴の大きさは調整しましょう。

螺旋巣の仮組み
ラウンドケースとパイプを組みあわせてしっかり自立するか確認します。これが問題なければ再度解体します。

加水用の穴
石膏の加水用の穴を作ります。3mmの穴をラウンドケースそれぞれのフタに開けましょう。キャップは長い場合は半分にカットして穴にはめます。

石膏を作る
次に、石膏を流す準備をしましょう。通常の石膏を用意し適当な分量の石膏を作ります。

石膏に絵の具を入れる
色付する場合は、水彩絵の具で色付けします。今回は茶色の絵の具をつかいました。

石膏を流す
石膏は1番下のケースから入れていきます。

石膏を流し入れる
その後、2段目を組み立てながら石膏を流し、3段目を組み立てながら石膏を流し入れます。
3段全てに流し終えたら、30分程度固まるまで待ちましょう。

接続穴を開ける
石膏が固まったら、次に接続穴の加工をします。
接続穴は、エサ場を繋げるために使用します。

ちゅーぶをつける
今回は6mmのチューブを通すため6mmの穴あけをしております。

ここまでできれば、螺旋巣は完成です。
1週間から2週間ほど放置して湿気を抜きます。

アリの引っ越し
完全に湿気が抜けたら螺旋巣は使用可能です。アリを引っ越ししてみましょう!
今回はキイロオオシワアリに螺旋巣へ引っ越ししてもらいました。

エサ場をつける
ちなみに、エサ場をつけるときは接続穴にチューブを通してつなげればOKです。

螺旋巣の良い点悪い点

今回、自作した螺旋状の巣は、良い点が沢山あります。
まずは省スペース、ということ。今回は3段にしましたが、5段でも10段でも作ろうと思えばできると思います。縦に伸びるだけなので場所も取らないですから良いですよね!
また、観察しやすいという点も大きいです。螺旋階段のようにケースを並べますので死角がかなり減ります。観察のしやすさ、という点もメリットと言えそうです。
あとはインテリアとしても意外と馴染みます。100均のケースだと角ばっていてお部屋にどうやっても馴染みませんが、この螺旋巣だと案外違和感なく机に置いておけます。リビングで飼育したい!というときにはすごく良いかもしれませんね!

逆に悪い点も無いわけではありません。
例えば、3つのケースが石膏でガッチリ固まるため、最上段以外はフタを開けられなくなります。そうそうフタを開けることは無いでしょうが、いざというとき不便に感じるかもしれません。
また、巣の穴あけがちょっとでもズレると組み立てられなくなる難しさがあります。穴をあける前にしっかり位置を測ってから穴あけをする必要があるでしょう。

まとめ

螺旋巣はアリの巣としてとても機能的でオススメな構造をした飼育ケースです。市販されていないため自作するしか方法はありませんが、観察のしやすさ、省スペース性とも非常に良いアリの巣と言えそうですので、ぜひこの記事を参考にあなたも螺旋巣を作ってみてはいかがでしょうか。とってもいい巣ですよ〜。

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